作品名
乙女が紡ぐ恋のキャンバス- レビュー :
4.33
- 発売日 : 2012-03-30
- 作者 : きみしま青 了藤誠仁
- ジャンル : 学園もの 恋愛 女装・男の娘 デモ・体験版あり
- メーカー : ensemble
- 品番 : 1542will265
- JANコード : 4517451004038
- メーカー品番 : WILL-265
- 価格 : ¥9680














主人公・瑞木信(みずき しん)はいつものように、頼まれたテレビ番組を録画しようとしていた。しかし、電源をオンにした瞬間、凍りつく。‘女装した自分’が映っていたからだ。
FANZA
よく見ると、それは自分そっくりの等身大フィギュア。しかも、なぜかオークションに出品されており、今まさに入札が開始されようとしている。
諸悪の根源は、悲しくも実の姉・杷虎(はとら)だった。超有名なアーティストでもある杷虎は、画面を指さして凄惨に笑う。
「ハッ、おまえの女装に興奮して、早速 男どもが高値を付けはじめたぞ。次はヌード写真でもいいな。ちょっと脱いでみろ」
危機感を覚えた信は、逃げるように家を飛び出してしまう ――杷虎に無理強いされていた女装のままで。そして途方に暮れている信の前に、一人の少女が現れる。
「あなた……こんな夜遅くに、美術館の前で何してるの? 閉館時刻ならとっくに過ぎてるわよ」
行く宛てがなく困っているのだと告げると、親切にも住み込みの仕事を紹介してくれるという。しかし――
「はい、これ制服。入学手続き、済ませておいたから」
「えっ、入学? 仕事は……」
「奨学生として、女子寮でメイドをやってもらうけど、いいわよね?」
「!?」
良いはずはないが、今さら素性を打ち明ければヘンタイとして通報されかねない。その場しのぎに、深山瑞希と名乗ってしまう。
鳳后藝術(おうこうげいじゅつ)学園 ――名だたる芸術家・および画商の育成に特化した、お嬢様の通う女学園。一人の女の子に、女装で出会ってしまったがために 瑞木信―― いや、深山瑞希(みやま みずき)の女学生としての苦行が約束された。
家にも帰れず、姿を偽って生活せざるをえなくなった瑞希。 この先、一体どうなってしまうのか……!?