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BALDR BRINGER BASIS EDITION

作品名

BALDR BRINGER BASIS EDITION
BALDR BRINGER BASIS EDITION
  • レビュー :  3.00
  • 発売日 : 2017-12-22
  • シリーズ : BALDR BRINGER 
  • 作者 : きのこむし 緋ノ丘シュウジ 夜ノみつき もとみやみつき 蔓木鋼音 菊池政治 みやま零 うすめ四郎 石神一威 アルデヒド あめとゆき 
  • ジャンル : バトル アクション デモ・体験版あり 
  • メーカー : 戯画 
  • 品番 : 587apc12020_2
  • JANコード : 4935066507094
  • 価格 : ¥9680
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「[現実#リアル]に、帰らなくちゃ…」

巨大な装置の置かれた広大な部屋の中央に‘彼女’は座していた。
艶やかな髪は床に広がり、ときおり電気信号が走っては光を放つ。

「最終チェック完了。これより起動準備に入ります」
どこからか機械音声が響き、彼女は安堵のため息を漏らした。
と、次の瞬間、けたたましく[警報音#アラート]が鳴り響く。

「お願い!成功してっ!」
彼女の叫び声とともに‘彼’は目を開いた。
それが彼の意識のあらわれだった。
鋼の身体にオイルの血液。電磁パルスが意志を伝え手足を動かす。

「ねえ、私のことがわかる?」
問いかける声に、‘彼’はアクチュエーター音を鳴らし、首をひねる。
「そう…えっと、どこから教えれば―」

「は、始まっちゃった!
えっと、あなたに頼みたいことがあるの!」
彼と彼女を取り巻くように出現したウイルスが迫る。
すると彼は‘声’を発した。

「僕は君を助けようと思う。それでいいかな」

―数分の後、敵機の残骸を見下ろしながら彼は‘思った’。
(彼女を守れて、良かった)

彼の目の前で、自分が助けた少女が語りかける。

「あなたはその体、[戦闘用電子体プログラム#シュミクラム]を運用するために
生み出された疑似知性体。名前は、そうね…ヒュージ、不二って呼ぶわね」
「おはよう、不二。私はこの世界の元管理者、エリスよ」

そうして彼女は祝福するように、満面の笑みを浮かべた。

「ようこそ、[仮想世界#バーチャルワールド][VERTEX#ヴァーテックス]へ!」

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