作品名
ごくかの! 〜タマとらせてもらいます〜- レビュー :
2.50
- 発売日 : 2016-11-25
- 作者 : ひなづか涼 空維深夜 さいとうつかさ 熊虎たつみ
- ジャンル : 女子校生 学園もの デモ・体験版あり
- メーカー : SPEED
- 品番 : 531jsp324
- JANコード : 4948322130936
- メーカー品番 : JSP-324
- 価格 : ¥9680












多少強引だが人一倍人の事を考え行動する生徒会長の【中山 紅愛(なかやまくれあ)】
FANZA
人並み外れた行動力と、洞察力で紅愛を支える苦労人、【橋口 絢音(はしぐち あやね)】
そして、僕―【能楽学園生徒会】書記【菅野史彦(すがのふみひこ)】
この3人の生徒会が、能楽学園(のうがくがくえん)を
【場当たり的な対応で】とりまとめ、学園は平和。
平和すぎるといっても過言ではないほど―だった。
何の変哲も無いある日のこと。能楽学園に、ふたりの少女が転校してくる事になった。
年上だが同級生の【川崎 翆(みどり)】
妙に紅愛に対して攻撃的な【堀場 千佳(ほりば ちか)】。
彼女達が現れてすぐ、学園が騒がしくなる。
ある時は紅愛が銃撃され、ある時は紅愛の足下に爆薬が仕掛けられ…
全ては、紅愛を狙ったものだったが。
その事への返答として、紅愛は全校集会を開く。
「今回の騒動は、中山家の相続争いが原因だ」と切り出し、
「中山家が欲しければ私だけを狙え、川崎、堀場、そして橋口」と続ける。
驚き橋口の顔を見る主人公だが、橋口は「私は、何年も前に放棄しました」とだけ返した。
その声に紅愛の声はヒートアップ。
「よろしい、ならば勝負だ!だが、みっつの条件を出す。
それが出来たものに、中山家の跡目を譲る」
「ひとつ。跡目相続に関係無い者に手を出すな」
「ふたつ。殺し合い、学業、スポーツなんでもいい。最も強い者が勝利に近づく」
「みっつ。中山家に伝わる秘密を見つけ出せ。最終的には、それを見つけたものが勝利者だ」
―と。
口を閉じた、どこか楽しげな紅愛の目は…僕に向けられていた。
ざわめきたつ生徒達。
そんな中、心配そうな目と、恨めしい目と、無表情な目が、僕に向けられていた。