作品名
三美姫の牝豚〜姦獄の城〜- レビュー :
3.83
- 発売日 : 2023-11-24
- 作者 : おぎんばら
- ジャンル : 美少女 ファンタジー お姫様
- メーカー : わるきゅ〜れ
- 品番 : 1176val066
- JANコード : 4560184600664
- メーカー品番 : VAL-066
- 価格 : ¥3850
――広大な大陸にかつて3つの国が存在した。
FANZA
武器製造をはじめとする鍛冶・工業製造が盛んで、
兵士の軍事育成にも力を入れる「高潔な騎士道の王国」――ブラッテンハルト。
他の大陸に海外県を保有する、商業と交易で繁栄する王国――デュシャトール。
農業や牧畜が盛んなで鉱物資源にも富んだ自然豊かな王国――フローレス。
この内、ブラッテンハルトは、広大な領土と多大な軍事力を持つ
アルテルシア帝国と国境を接していた。
それ故に、過去に領土を巡る侵攻を受けては退けを繰り返してきた経験を持つ。
小競り合いが何度もありつつも、幸いにして、現在は休戦状態で、
大きな戦争には至っていない。
しかし、帝国の増長と大陸西部への軍事侵略は続いており、油断はできない状況。
デュシャトールやフローレスも帝国の脅威に晒され続けており、
三国は軍事・経済同盟を結んでいた。
【アリエス】
「こうして二人に会えて嬉しいぞ」
【シャルレーヌ】
「もう、アリエスってば、さっきもそれ言っていなかった?」
【アリエス】
「そうだったか?いや、嬉しさのあまりつい」
【ミレイア】
「うふふ♪ まぁ、でもそう仰ってしまう気持ちは分かりますけどね」
――過去の対アルテルシア帝国戦勝と、軍事・経済同盟締結の
周年を祝賀する宴が、ブラッテンハルト王宮にて執り行われた。
ブラッテンハルト王国王女アリエスと、デュシャトール王国王女シャルレーヌ、
フローレス王国王女ミレイアは、夜会の席で再会を喜び合う。
幼いころからの付き合いで気の置けない三人の仲睦まじさは、
まるで姉妹のよう。
お互いに立派に成長した事、
アリエスが祝勝パレードの場で見せた剣舞が素晴らしかった事について、
シャルレーヌが王国の広告塔としての活動で忙しい事について、
ミレイアとアリエスの兄との婚姻について。
それぞれの国や自身の近況報告や、愚痴のひとつふたつを零し合ったりと、
彼女らは再会の嬉しさからお喋りに盛り上がる。
『女三人寄れば姦しい』とはこの事だ。
……こんな楽しく平和な日々が続くと、誰もが思っていた。
しかし、崩壊の時は予告もなく突如として訪れる。
宴の会場の扉が蹴破られ、大勢の兵士が、
会場内にいた王族や貴族たちを取り囲んだ。
【反乱軍のリーダー】
「これは訓練ではありません。抵抗せずに大人しく従っていただければ
手荒な真似はしませんよ」
【アリエス】
「ッ!?」
丁重な物言いながらも、強い威圧感を放つ男からの言葉。
反乱軍のリーダーの言葉にアリエスは、クーデターが起きたと瞬時に理解した。
しかし、突然の非常事態にその様子を理解できていない者が中にいるのも事実。
「どうせ宴の余興なのだろう?」と大臣の一人が●っ払い気味に尋ねてくる。
その神経を逆撫でする態度に、リーダーは無言で近付くと、剣ででっぷりと肥えた
腹部をひと刺し。そして、見せしめとばかりに斬首した。
阿鼻叫喚の中で、リーダーの口から飛び出たのは
「アルテルシア帝国が軍事侵攻を開始した」旨の言葉。
それは、帝国から三王国への宣戦布告。
不可侵条約を破った帝国は電撃戦を仕掛けて国境を突破。
それだけでなく、帝国の息のかかった内通勢力が
ブラッテンハルト、デュシャトール、フローレスの国内各地や海外県で
一斉武装蜂起を行った。
秘密裏に開発していた最新鋭の兵器、帝国と同盟を結ぶ国家から
有能な戦略家を招き入れての教育された兵士たち、諜報戦略といった
帝国の圧倒的な軍事力を前に、大打撃を受ける王国側。
その結果、起こったのは筆舌に尽くしがたい大惨事だった。
ある村では、家は焼かれ、土地は奪われ、男は殺され、女は犯●れるなど、
凄惨な民族浄化が各地で繰り広げられ、豊穣なブラッテンハルトの国土は荒廃、
地獄と化した。
それはデュシャトールとフローレスも同じ。
一方的な蹂躙の果てに、三国は降伏を余儀なくされる。
そして、国を治めていた三国の王室関係者たちは帝国の捕虜となり、
アリエスたちも囚われの身となってしまった。
敗者は蹂躙されるのみ。
だが、一方的に支配されたままでいるはずもない。
反旗を翻そうと抵抗を続けている勢力は存在し、
虐げられた王国民たちも、心の奥底では希望の灯を絶やしてはいなかった。
――所変わって、舞台は帝国側。
【皇帝】
『帝国に仇なす者どもの希望を打ち砕き、心から戦意を喪失させるためには、
見せつけてやらなければならない……国家の象徴とされる者たちが
無惨に穢される様を以て。貴様が代表して、その責務を果たすのだ』
このような旨の電報を受け取った、反乱軍のリーダーの男――
その正体は、帝国軍将校のフェリックス。
彼は、アリエス、シャルレーヌ、ミレイアの三人を徹底的に辱めるようにと、
皇帝より指示を受ける。
【フェリックス】
「皇帝陛下。ご命令いただくまでもありません。
何せ、俺はこの王国に……積年の恨みがあるのですから」
【フェリックス】
「たとえ私怨だとしても、このフェリックス。
この好機をモノにし、皇帝陛下のご期待に応えてみせましょう」
とある理由からブラッテンハルトをはじめとする三国に恨みを持つフェリックス。
彼は率先して、囚われの姫君たちに牙を剥く事を決意する。
――その後、国民を人質に取られ、捕虜となった姫君たちは、
フェリックスをはじめとする、帝国に与する薄汚い者たちから、
欲望にまみれた卑劣な辱めを受け、体と心に自らがメスである事を刻み付けられる!
しかし、ただ漫然と調教すればいいだけではない。
諜報機関からによれば、反帝国勢力が囚われの王族たちを
奪還しようとする情報を掴んだとの事。
帝国の軍事力をもってすれば、易々と奪還される事はないだろう。
だが、何事にも例外はある。
だからこそ、反抗の芽を根こそぎ摘むためにも
フェリックスは姫君たちを一日でも早く狂おしい快楽で堕として、
抵抗する意志を持つ者たちに、もう何をやっても無駄なのだと
絶望感を理解させなければならない。
果たして、フェリックスは姫君たちを堕とす事はできるのか?
そして、亡国の姫君たちは数多くの恥辱を味わわされながら
最期まで人としての理性を伴っていられるのか?
彼ら彼女らの辿る運命(エンディング)は……!?