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鏡の国のお姫様が学園生活と恋を始めました

作品名

鏡の国のお姫様が学園生活と恋を始めました
鏡の国のお姫様が学園生活と恋を始めました
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主人公「宮本拓真」は、夏休みの終わり、幼馴染の「花村都」と「佐々木将人」、
親友の「大藪怜子」の仲の良いいつもの4人組で、夜の学校に忍び込んでいた。
それは、目分たちが通う樋ノ浦学園の七不思議の1つ「消える人影」について調べるついでに、
肝試しをしようということになったためである。

その「消える人影」の噂が大いに関わっているであろう「大鏡」の場所まで進むものの、
やはり鏡は鏡、特におかしな点は無かった。

だが… 「大鏡」に触れた拓真は、鏡の中に吸い込まれてしまった。
ただの興味本位で、ただの夏休みの終わりの思い出作り、そのはずだったのだが、
拓真は気付くと見たことも無い場所にいて、見ず知らずの女の子を押し倒していた。

その女の子は、アクアナイト王国のお姫様「サラ・アクアナイト」だった。
サラは、なぜか鏡の向こうに、拓真のいた場所に行きたがっていた。

他人に自分の将来を勝手に決められてしまった彼女を、自分の過去と照らし合わせてしまう。
自分もまた、過去に将来を勝手に決められたことがあり、彼女の気持ちに同感した。

それからサラは、拓真の家に住むことになった。
その夜、拓真は、サラがこれからこの世界で、一人で生きていかなければいけないと、
人知れず泣く姿と、そう決意する姿を見てしまう。
拓真は、そんなサラの手助けをしてやりたいと強く思うのだった。

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