作品名
背徳と欲望の間で〜罪悪に濡れるオンナ〜- レビュー :
4.25
- 発売日 : 2020-02-28
- 作者 : 秋野すばる saxasa 佐藤36
- ジャンル : 幼なじみ 3P・4P ダーク系 イチオシ作品
- メーカー : シルキーズSAKURA
- 品番 : 1953apc13208
- JANコード : 4589933462698
- 価格 : ¥8360
幼い頃に両親が離婚し、父子家庭で育った優輔。
FANZA
内向的な性格が災いして、校内には友達と呼べる相手があまりおらず、教室には居場所の無い少年。
図書委員を務めていることもあって図書室と、主に精神面からの不調で世話になる保健室ぐらいが学園内での居場所になっている。
数少ない友人の一人である幼馴染の愛美と、同じく友人でありその愛美の彼氏でもある大悟、同じ図書委員の下級生である心と、色々と相談に乗って貰っている校医の涼子ぐらいしか、校内では話す相手がいない。
それでも愛美や涼子に励まされ、何とか日々を過ごしていた。
そんな中、密かに憧れにも似た思いを抱いていた涼子について、来春には結婚して退職するという噂話を聞く。
恐る恐るそれを確かめてみるが、それが事実だと知らされてしまう。
冷静に受け止めようとするが、乱れた感情が溢れて泣き出してしまう優輔を、涼子はまるで母親のように優しく慰めてくれた。
ショックを受けつつも、祝福しなければと思う中、愛美と大悟が自分を気遣い、同情しているような会話を聞いてしまう。
更には心との会話の中で、自分に対して親しく接していたのが、大悟に近づくためだったということを改めて強く感じてしまう。
自分が誰にとっても特別な存在ではなく、誰とも対等の関係も築けていないのだと思い、酷く寂しい気持ちになって落ち込む優輔。
その影響が出てしまったのか、そのまま体調を崩して発熱し、数日間寝込んで休んでしまう。
回復して久し振りに登校したが、やはり体調が思わしくなくて保健室へ。
そこでも涼子に気遣われ、抱えきれずに自分の感情を吐露し、再び涙してしまう優輔。
それを見た涼子は、思いもしなかった方法で優輔を慰めるのだった―――