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星継駅蒐集箱

作品名

星継駅蒐集箱
星継駅蒐集箱
  • 発売日 : 2013-03-29
  • 作者 : 浦辺克斗 
  • メーカー : raiL-soft 
  • 品番 : 1482apc11982
  • JANコード : 4560103850538
  • 価格 : ¥5280

過去は永遠に失われず―――
現在は不変であり―――
未来は待ってはいてくれない―――


過去編
前作『星継駅擾乱譚』より数世代前の時代の話。駅を宇宙港として復活させよう、
その機能を残そうと苦闘する人々がいる一方、もうそういう過去は虚しいものとして、封印してしまおうとする人々がいる。
大地上から宇宙への道が失われてしまった時代の哀話。

「……だって、淋しいじゃありませんか。星々への航路をお仕舞いにするお葬式なんて」


現在編
人々の中に駅を宇宙港として蘇らせようとする者達がまた立ち現れる一方、
駅の管理局にはそれを圧殺しようとする一派が隠伏しており、宇宙港としての機能を封印しようとしている。
駅のステーションチルドレンである少年と瑛は、ある日ひょんなことから、
管理局隠蔽派が企てたある陰謀に巻きこまれることになり―――

「ほんとは違うンだ。俺はこんなのを探したかったんじゃない。もっと
何か、すげえモノ、良いモノをみっけるつもりで……」


未来編
さらに数世代後。人々がある程度星々の世界を取り戻して以降の物語。
『駅』は大地上と星々の中継ステーションとしての役目を取り戻しているのだが、
それでも先史時代の華やかな頃には及ばない。大地上の人びとの科学力、
技術力ではまだ外宇宙までは至らず、星々への道がこのままでは先細りになりかねない。
微妙に停滞の風がまた立ち籠めつつある中、ある時駅に、
誰もが忘れ去っていた(というよりその存在を知る者とてなかった)『過去の遺物』を携えた、
すれっからしの女航宙士が降り立つ……。

「ふふぅん、イイ感じにしっけた呑み屋だな。どいつもこいつも浮かねえ面しやがってるのも気に入った」


これは『駅』の過去、現在、そして未来の物語。
在りし日の其処が、いかにして現在に至り、そしていかなる未来に導かれていくのか。
これは『駅』の、時を超えて紡がれる、物語―――

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