終わりなき夏 永遠なる音律

作品名

ストーリー紹介

この夏、音楽を通して僕達の想いは重なってゆく

都会の喧騒とはかけ離れた片田舎の穏やかな村。
喜びも、悲しみも、空を流れる雲のようにゆったりとした時間の流れに身を任せている。

主人公・冬馬 巧は、この村でふたりの幼なじみと奇妙な共同生活を送っていた。
年下だが見かけによらずしっかり者で、巧を兄のように慕ってくる小鳥遊 澪。
ひとつ年上で一見しっかり者だが、実はドジっ子な少し頼りない雨宮 歌音。

3人は町にただひとつの小さな分校に通い、音楽部に所属していた。
部長を務めるのは豪快、男前、唯我独尊を絵に描いたような先輩・大上 律子。
そんな彼女に導かれ、部員わずか4人の音楽部は日々練習に励んでいた。

そんなある日、巧のクラスにスポーツ万能で成績優秀な少女・折原 藍が転校してくる。
音楽には興味がないという藍だったが、律子は藍を音楽部へ勧誘するよう巧に命じる。

折りしも村を挙げて行われる芸術祭への参加も命じられていた巧たちは、
律子の無茶振りを叶えるべく奔走するのだが――

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商品説明

本作『終わりなき夏 永遠なる音律（おわりなきなつ とわなるしらべ）』は、「感動」や「切なさ」を重く取り扱った物語です。
主人公たちが住む小さな田舎町。とある出来事が切っ掛けで主人公たちは離れ離れになってしまう事を知ります。
長年一緒に育ってきた友人たちとの別れを惜しみ、せめていつまでも消えない思い出を作ろうと一瞬一瞬を精一杯になる主人公たち。
田舎という環境だから生まれる人と人との強い絆。だけど、共にいられる時間は短くて、だからこそこの一瞬を大切に生きる。
“目に見えるものはいずれ失われる”――不変の真実をテーマにして、心を通わせた人との「別れ」の切なさ、一瞬一瞬を大切に積み重ねる「はかなさ」「強さ」を絡めることによってストレートに心に響く「泣ける物語」になっております。

※本製品は2020年発売の『ageアーカイブス 〜20th BOX Edition〜』に収録されたものと同内容になります。

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