作品名
紙の上の魔法使い【萌えゲーアワード2014 ニューブランド賞受賞】- レビュー :
3.93
- 発売日 : 2019-03-08
- 作者 : 桐葉
- ジャンル : 萌えゲーアワード2014受賞作品 姉・妹 恋愛 ダーク系 デモ・体験版あり 萌えゲーアワード受賞作品 DL版独占販売 ファンタジー 学園もの Windows10対応作品 シナリオがいい 世界観がいい 妹 感謝祭の最大20%ポイント還元キャンペーン 第1弾 おすすめ作品208 FANZA GAMES(アダルトPCゲーム)で使える最大90%OFFクーポン対象
- メーカー : ウグイスカグラ
- 品番 : nightingale_0001




















その島には、小さな図書館があった。
FANZA
とある少女のためだけに用意された、遊行寺家の個人図書館。
そこには物珍しい書物がたくさん蔵書されていて、読書好きな人間にしてみれば、この上ない幸せの場所である。
そして、そんな素敵な個人図書館には、素敵で愉快な住人がいた。
本を愛するひきこもり少女・遊行寺夜子。
毒舌クールな主人公の妹・月社妃。
図書館に居候する天然少女・伏見理央。
そして、後に導かれる探偵少女・日向かなた。
まるで導かれるように、彼らは出会い――
そして、‘‘本が好き’’であることをきっかけに、彼らの青春は始まる。
初めは寂しげだった図書館だが、外部から光が差し込んで。
気が付けば―― 彼らは、幼なじみとも呼べる親しい間柄になっていた。
それから、二年後。
家庭の事情から島を離れていた主人公は、久しぶりにあの図書館へ帰ってくることとなった。
6年前とは何も変わらずに、あの図書館も親愛なる幼なじみたちも、変わらずにいてくれて。
しかし、6年前には知らなかった ‘‘図書館の秘密’’が主人公を待ち受けていた。
「――本に書いてあることが、現実に再現されてしまいます。 そう、どんなことでさえも」
甘酸っぱい恋愛系のお話なら、奇跡のようなラブロマンスが。
驚きのファンタジー小説ならば、明日には吸血鬼が現れて。
ちょっぴり怖いホラー系の物語ならば、あなたの後ろで幽霊が手招きをする。
その本は、現実に物語を開くのだ。
「それが、‘‘魔法の本’’」
瑞々しいほどの青春と、切ない感情に揺さぶられた、小さな図書館の物語を。
遊行寺夜子の、強がりを。
月社妃の、可憐さを。
伏見理央の、健気さを。
日向かなたの、煌めきを。
さぁ――キミと本との恋をしよう。