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Fortuna Rhapsody 初回版

作品名

Fortuna Rhapsody 初回版
Fortuna Rhapsody 初回版

(何だ、これは)
徐々に光が降りてくる。
「なんだ……?女……の子?」
少女の姿が、宙に浮かび上がる。
その肌は、透けていて、キラキラと輝いている。
「………………」
言葉を失い、その現象に吸い込まれる様に見とれる。

真っ白な肌が印象的で、息をするのも忘れてしまう。
そして、背中に見えるのは、白い羽。

’これは、人間では、ない。’


’女神’にまつわる言い伝えや、実際に女神をまつる神社がある羽狭間町。
受験を控えた初夏の夕暮れ、海辺で羽の生えた不思議な女の子と出会った。
言葉が通じない中、なんとか聞き出せた彼女の名前は’フェイ’。
まるで幼児の様に振る舞うフェイは、その記憶と人格を失ってしまっていた。
一晩だけ希代の家で預かるからと、一緒に楽しくビーフシチューを食べた夜。
そのときはまだ、翌日から不思議な日常が始まるとは、夢にも思っていなかった。



――ガバッ!
「うおっ!?なななな、何!?!?」
突如、少女に強く、抱きしめられた。
(なんだこれ、どういうことだ!?)

「逢えて――良かった……」

「………え?」

「………」

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